Laravel11のフォルダ構成
Laravel11の主なフォルダ・ファイルの内容は以下の通りです。一部のフォルダはLaravel Breezeで追加されたものになります。
フォルダ・ファイル名 | 役割 |
app/ | アプリケーションのコアとなる部分です。 MVCのModelとControllerが配置されます。 |
app/Http | Controller、Request、Middlewareが配置されます。 Controller、Request、Middlewareについては後程説明します。 |
app/Http/Controllers | artisanコマンドで追加したControllerが追加される場所です。 MVCのControllerが配置されます。 |
app/Http/Controllers/Auth | Laravel Breezeによってあらかじめ作られた認証系のControllerが保存されている場所です。 |
app/Http/Requests | artisanコマンドで追加したRequestが追加される場所です。 |
app/Http/Requests/Auth | Laravel Breezeによってあらかじめ作られた認証系のRequestが保存されている場所です。 |
app/Models | artisanコマンドで追加したModelが追加される場所です。 アプリケーションでデータベースにアクセスするための定義をここに保存します。 MVCのModelが配置されます。 |
app/Providers | サービスプロバイダーを定義します。 アプリケーションの初期化やサービス登録を管理します。 サービスプロバイダーについては後程説明します。 |
app/View | Viewに関連するカスタムロジックやコンポーネントを格納する場所です。 |
bootstrap/ | アプリケーションの初期化処理を管理します。 サービスプロバイダの読み込みやフレームワークのブートストラップを処理します。 |
config/ | アプリケーション全体の設定ファイルが保存されています。 |
database/ | データベース関連のファイルが保存されています。 |
databese/factories | artisanコマンドで追加したFactoryファイルが追加される場所です。 データベースに保存する前のモデルの状態を定義するテンプレートを保存します。 |
database/migrations | artisanコマンドで追加したMigrationファイルが追加される場所です。 データベースの設計図となるものを保存します。 |
database/seeders | artisanコマンドで追加したSeederファイルが追加される場所です。 ダミーのデータベースを生成するコードを保存します。 |
node_modules/ | npmのモジュールが保存されているファイルです。 Laravel Breezeをインストールするときに追加されます。 直接編集することはありません。 |
public/ | Webサーバーがアクセス可能な公開用のフォルダです。 外部に公開するCSSファイルやJavaScriptファイルをここに保存します。 |
resources/ | アプリケーションで使用されるファイル用のフォルダです。 |
resources/views | アプリケーションに必要なViewを保存するフォルダです。 MVCのViewが配置されます。 |
routes/ | アプリケーションへのリクエストとその対応するコントローラを関連付ける処理を行うルーティングの定義ファイルを保存するフォルダです。 |
routes/auth.php | Laravel Breezeで追加された認証用のルーティングを定義したファイルです。 |
routes/web.php | Laravelで追加するルーティングを定義するファイルです。 |
storage/ | アプリケーションが生成する一時ファイルやログ、キャッシュなどを格納するファイルです。 |
tests/ | テストコードを格納するファイルです。 |
vender/ | Composerでインストールされた外部ライブラリが格納されているファイルです。 直接編集することはありません。 |
.env | アプリケーションが使用する環境変数を設定するファイルです。 |
composer.json | Composerによる依存パッケージの管理ファイルです。 |
ここでは、Laravel11のフォルダ構成についてみていきました。すべてを詳しく理解する必要はなく、必要な部分を逐次理解していけば問題ありません。